
相性診断2です!万が一のための対処法も記載しているので参考にしてくださいね☆
猫と観葉植物の共存は可能?
猫と観葉植物を共存させることは可能です。とはいえ共存させるための注意点が多く重要なのも見逃せません。観葉植物の中には、猫が口にすると中毒症状を引き起こす種類があります。たとえばユリやラベンダーなどは特に危険で有名ですよね。
猫も植物も大好きだからこそ、しっかりと理解することが大切だと考えています。
このブログを作った背景には、猫を飼いながらも観葉植物にはまってしまってどうにか共存するためにいろいろ調べた情報が多すぎてわかりにくく、どうにかそれらを纏めておきたいという思いから作りました。
ここでは簡単に共存するためのポイントをあげました。
猫と観葉植物を共存させるための注意点(気にかけるポイント)
・置いている植物の毒性の有無(毒はどこの部分なのか)
・飼い猫の性格をよく考える(性格によって置き方、置く種類を限定する)
・香りの強い植物は置かない判断をする(ユリ・ラベンダーなど)
・万が一の対処法を知っておく
より詳しく詳細を記載した記事があります。興味のある方はぜひそちらもご覧ください!
猫にとって安全?危険?観葉植物 情報を整理ー5つの判断ポイントーhttps://yoyo79.com/indoor-plants-cat-five-points/



お待たせしました!以下からは診断結果のDとEの紹介をします♪
猫の性格タイプ別 おすすめ観葉植物と置き方 (D・Eタイプ)
診断チャートはこちらでできます。まだの方はこちらからご覧ください♪https://yoyo79.com/cat-matching-plants-quiz/
Dタイプ:ちょっと怖がり繊細ねこ
音や環境の変化に敏感、慎重派の猫さんは、落ち着いた環境を好むため、香りが少なく、少ないスペースでさりげない植物の置き方がおすすめ!
置き方:小スペースで飾る
おすすめ植物 香りがないコンパクトな植物


おすすめ植物:ピレア・Bタイプのおすすめ植物



コンパクトな植物と記載はしていますが、植物は大きくなるので正しくは、コンパクトに保ちやすい植物です☆
植物を育てるのが得意な方は、無毒無臭な植物をコンパクトに仕立てれば◎
Eタイプ:社交的な大人ねこ
順応性が高い猫さんは、大型観葉植物を突然入れてもすぐに慣れてくれる可能性大!
このタイプはAやBタイプの猫さんが大人になった時のイメージです。CとDの特性も当てはまる猫さんでしたらそこまで心配は入りませんが、AとBが少しでも当てはまるのであれば注意してください。
置き方:関心を示す植物は届かない場所へ
おすすめ植物 大きく成長が楽しめる植物も挑戦できる
おすすめ植物:アレカヤシ・性格タイプAとBの植物



部屋のシンボルツリーとしてインテリアにマッチした大型植物があると、かなりオシャレ度が上がりますよね♪


猫が誤食した時の対処法(症状別)



記載した内容は代表的な症状と植物例です。記載以外にも毒性のある植物はありますし、症状もさまざまなので”おかしい”と感じたらすぐに病院へ!
嘔吐・下痢・よだれ
主な原因植物例
ポトス、アンスリウム、スパティフィラム、モンステラ など(シュウ酸カルシウム結晶)
対処法
- 口周りをぬるま湯で優しく洗う(刺激物除去)
- 嘔吐物や植物の破片をビニール袋に入れて保存(病院で確認用)
- 脱水防止のため、すぐに病院へ
- 口内の炎症がある場合は食欲低下に注意
呼吸困難・ふらつき・けいれん
主な原因植物例
ユリ類(腎不全を引き起こす)、カランコエ、シクラメン、アロエ など
対処法
- 即時に動物病院へ(夜間なら救急対応)
- 呼吸が荒い場合は安静に保ち、移動中も過度に揺らさない
- 誤食から1〜2時間以内であれば胃洗浄・吸着剤投与が行われることも
腎不全の初期症状(24時間以内)
主な原因植物例
ユリ(葉・花粉・水すべて危険)、キキョウ科の一部
症状
- 食欲不振
- 嘔吐
- 脱水(皮膚をつまむと戻りが遅い)
対処法
- 早期発見が生死を分けるため、少量でも食べた時点で即受診
- 可能であれば採尿し、持参
口内や舌の腫れ・痛み
主な原因植物例
ディフェンバキア、アンスリウム、サトイモ科全般
症状
- よだれが止まらない
- 食べ物を嫌がる
- 前足で口をこする
対処法
- 口を軽くすすぎ、無理に水を飲ませない
- 氷片をなめさせて炎症を軽減(短時間のみ)
- すぐに病院へ
🚑 緊急連絡先(日本国内&海外)



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[海外サイト]
- ASPCA Animal Poison Control Center(英語)
+1-888-426-4435(有料) - Poison.org(webPOISONCONTROL®)
https://www.poison.org/ - Pet Poison Helpline®
+1-855-764-7661(有料)
参考文献
当サイトは以下の信頼のおける海外サイト、動物病院の症例、大学文献を参考にまとめています。
アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA) ・井上動物病院HPペットに危険な植物・つむら動物病院HP危険な植物・まなび野動物病院HPペット中毒情報・環境省「動物か出会う中毒」・厚生労働省HP食中毒・厚生労働省HP自然毒のリスクプロファイル・園芸有毒植物図鑑・日本毒性学会学術年会資料・医薬基盤健康栄養研究所「身近にある有毒植物」など
- ASPCA – Toxic and Non‑Toxic Plants List(Cats)
https://www.aspca.org/pet-care/animal-poison-control/cats-plant-list - Poison.org(webPOISONCONTROL)
https://www.poison.org/ - Pet Poison Helpline®
https://www.petpoisonhelpline.com/