猫飼いさんで観葉植物にはまった方、植物を部屋に置こうか迷っている方は、ご自身で猫にとって安全な植物を調べたりされると思います。が、情報がバラバラでよく分からない!と思われるかもしれません。そんな時にこちらをぜひ参考にして貰えるようまとめました。
yoyoが以前に調べまとめた情報をもとに、今回は一般的に今調べると安全といわれている植物について、
本当にその植物を部屋に置いて大丈夫なのかどうか深掘りするよ!
大丈夫かどうかの判断ポイントと危険植物の情報のまとめは別記事になるのでそちらもチェックしてくださいね!
では早速、それぞれの植物について深掘り判断していこう!!
ペペロミア(コショウ科)
ペペロミアは以前にまとめた危険植物に該当していないコショウ科です。
この植物は、ASPCAでも症例があがっていない植物だからです。毒性原則は無毒で、”科”で見ても近親種から有毒なものが見られないことから、一番安心できるのではないでしょうか。
注意ポイント 念の為、食べた時は病院へ
毒は無いけれど、このコショウ科の植物は香辛料として使用される植物も含まれます。
ペペロミアもそういった種類の遠い親戚くらいでしょうか。。ですので何かしらの刺激があっても不思議では無いかもしれません。
たくさん摂取してしまったのなら、なおのこと気をつけて変化がないか見てあげましょう!
yoyoは本当に用心深い。。
パキラ(アオイ科)
パキラもペペロミアと同様、安全といわれていますがコチラは全く無毒ではない事がわかっています。
ただ以前にまとめた危険植物には入っていません。それほど毒性が強いとはいえないからです。
アオイ科の植物の中には古くから食用として食されていたものもあります。ただ一方で薬として使用されていた背景もあります。このことをいれてもパキラ自体も全くの無毒とはいえないでしょう。
はっきりしている事は、種に毒性が確認されているという事です。
注意ポイント 種に毒性 花が咲いたら取るように
とはいえ、パキラに実がなるというのはあまり観られないことです。が全く無いというのは嘘になります。またアオイ科の植物でハイビスカスがあり、花にも毒があるので、上手く大きく育てている方は花を咲かせたら早めに取るなどして対処されることをお勧めします。
茎や葉には毒がない事もわかっているから本当に気を付けるだけだね!
カラテア(クズウコン科)
こちらも以前まとめた危険植物の中に入らない、比較的安心できる植物といえます。ASPCAでも毒性原則は無毒としています。
同じ”科”に、もちろんクズウコンがあります。クズウコンは今でも馴染みがありますよね。
矢毒の治療薬として使っていた歴史もあり、さまざまな効果がある植物として使用されてきました。クズウコン科はそういう意味ではペペロミアのコショウ科より少し警戒度が高くなります。
注意ポイント 根
さまざまな生薬としての歴史がある植物がかなりの近親にいるので本当に無毒なのだろうかという不安は残ります。その効果は根に集中しているので念の為、根っこには気をつけましょう。
鉢が大きいのなら、土を掘りたがるニャン様対策が必要かなぁ。
胡蝶蘭(ラン科)
ラン科の植物は毒性が無いということで有名ですね。
胡蝶蘭自体の毒性の報告は見つかりませんが同じラン科の植物で3種類だけ出てきました。
デンドロビウム・ノビル / クマガイソウ / シプリペディウム・レギナエ
この3種は有毒だと記載された文献が日本にあります。はっきりとした研究が以後されていないので不明のままです。
ラン科の中の植物には生薬としての長い歴史があり、中国などで使用されてきました。デンドロディウムは生薬として使用されているセッコクの種類です。セッコクはラン科で全草が使用されています。またシランもラン科でありコチラは塊茎が生薬として使用されています。
生薬としての長い歴史と同じ”科”に有毒だという文献を含めて考えれば何かしらの毒が胡蝶蘭にあったとしても不思議ではありません。
とはいえペペロミア、カラテア同様、胡蝶蘭も無毒であるとASPCAにも書いてありますので過度な心配は必要ありませんよ!!あくまで疑り深いyoyo的視点です。
ペペロミアやカラテアと違うのは、同じ”科”の中に有毒なものがある可能性が高いことと香りが強いということです。
その認識は持っておいた方が良いかもしれません。ラン科だからといって絶対に大丈夫ということではないです。
注意ポイント 全草 香りに敏感なニャン注意
ASPCAは無毒だけど胃腸障害などは軽度で出る場合があるという認識なので触れられない場所へ移動だね〜。
蘭は香りがあるのでそれが気になって手を出すニャン様もいるかもね。yoyo的には香りがある分、警戒度はさらに上がるかなぁ。香りに対してのデーターって無いし。
最後に
お気づきの方はいらっしゃるかと思いますが、アメリカの動物虐待防止協会(ASPCA)は毒性を検査しているわけではないです。あくまでペットに有害な植物の情報を集めている団体です。
なので症例として上がってきたら、”有害”としているので毒が云々ということでも無いんですよね。ハッキリ明記してある場合は既に何かしらの研究がされている植物でデータがあるもの。
日本でそういった大きな団体はありません。
今回は安全だといわれている植物を深掘りしてみました!
また他に気になる植物がある方は下記の記事も覗いてみてくださいね!